カーリースは仕組みが似ているようで実は違う
カーリースってどこも仕組みは同じでしょ、と思っていませんか。
関西にも全国展開する大手から地域密着型の中小業者まで幅広くありますが、リース料に何が込みで、何が含まれていないのか、車の種類や料金プランの設定に大きく違いがあります。
大手だから規模の利益で安くなるということもなく、中小業者のほうが低料金プランが多い傾向も見られます。
業者の規模よりも、料金に差が出やすいのはリースする車が新車なのか、中古車なのかによって現れることが多いと言えます。
新車と中古車の違い
大手を中心にした従来のカーリースでは、新車が基本でした。
新車を買うより安いことをコンセプトにして一般個人にもアピールされており、リース期間終了後の残存価格が高いほどお得に借りられる料金システムになっています。
走行距離が少ないほど残存価格が残りやすく、さらに人気車種であれば残存価格を高く設定できるとされ、高額帯の人気車種が勧められることもあります。
もっとも、走行距離は実際に利用すると変動する可能性もあり、人気トレンドも変化しやすいので、最終的には残存価格が予定していたより低くなってしまうこともあります。
最近ではより手頃に利用ができるようにと、大手でも中古車リースを始めており、その場合には毎月一定額プランといった分かりやすいプランも利用ができます。
一方、中小業者の中古車プランはよりシンプルになっていることも多く、走行距離の設定や人気車種によって残存価格に差が出るといった、不安定な変動要素を含まず、シンプルに計算して、リース期間中にかかる費用を分割してくれます。
新車より本体価格が圧倒的に安く、低料金に抑えられるのが魅力です。
リース料に含まれている費用と含まれていない費用を比較
リース料に何が含まれているのかは業者やプランによっても異なる場合があります。
どこも同じと思い込まずに、料金に含まれるものと含まれておらず、自分で払う必要があるものをよく比較しましょう。
一般的に含まれている費用として車を手に入れる際の登録費用と税金、自賠責保険料、車検費用、メンテナンス費用はリース料金に反映済みで、別途支払う必要がないケースが多くなっています。
これに対して任意保険についてはリース料に込みのプランを用意している場合と、オプションで業者のオリジナルの補償や提携の任意保険を付保できるケース、ご自身の判断で必要に応じて加入するケースがあります。
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